７月１日。
独立してから今日で８年目を迎えました。
何かが変わっても、ジタバタしても、月日は確実に積み重なって行くのですね。
工房で机に向かう瞬間、幸せだな、と思い続けられて来たことに感謝です。
産みの苦しみももれなく続くのでしょうが（笑）
昨日は北野天満宮にて水無月夏越祓に参加してきました。
茅の輪をくぐり、事前に配られた人形（ひとがた）もお納めして来ました。
開始の時間に間に合わなかったので、大祓詞とか諸々飛ばして列の途中に入れて頂き、案の定くぐり方を間違えて、最後に神社の方に教えて頂きくぐりなおして帰りました。
３回くぐれば順番は良いのですよ、と言って下さったのですが、どうもその辺はきっちりやらないと気が済まない質のようです。
めんどくさ（笑）
目の前に並んでいた老夫婦がとても素敵で、ずっと手を繋いで、ゆっくりゆっくり歩むその後ろ姿に見とれてしまいました。
最後に深々と長時間拝むお婆さん。
その背中をさするお爺さん。
何を知っているのか。何を支え合って来たのか。
二人だけの軌道。
お二人の背中に、私の生き方や仕事に対する答えが書かれていたような気がして、行けて良かったとしみじみ思いました。
北野天満宮はいつもこうして私に何かを示してくれるので、本当に不思議な場所です。