雪便り

年明け最初の投稿です。

静かな日々と、様々なことが起きる時と、書き留めておきたいことも色々とあるのですが、なかなかアップ出来ず・・・。

 

先週末は大雪でした。

本当によく降りました。止んだと思ったらまた降って、夜中もしんしんと降り積もり、朝起きて窓の外を見ては驚くばかりでした。

京都での雪は楽しみにしていたことの一つです。

とにかく金閣寺に行ってみようと思っていたのですが、近所にも関わらずそこまで歩くことに挫折する程の降り方でした。

金閣寺はいつ通りかかってもものすごい人で、何となく入る気がしなくて、雪の朝は少し空いているようなことを聞いていたのですが、いえいえそんなことは無かったようです。

そうですよね、あの雪化粧を皆さん見たいですよね。

ルーブル美術館のモナリザもそうでしたが、人混みの中で見るとどうしても感動が薄れてしまいそうで、そのものをそのまま感じたくて、いつかひっそり眺めたいと勝手なことを思うのですが、それは叶わぬ願いですね。

 

開店時間には少し遅れてしまったものの、店は休まず開けることが出来ました。

静かで集中出来るな、なんて呑気に作業していたら、夕方から吹雪のようになってきて、通りに誰も居なくなって少し不安に・・・。

早仕舞いをして帰路に着きましたが、まっすぐ帰るのがもったいなくて、いつもと違う景色を寄り道しながら楽しみました。

北野天満宮の社務所に広げられていた番傘が素敵だったり、巫女さんの赤と白の衣装が南天と雪の背景に美しく映えていました。

観光の方はスニーカーや革靴で、歩くのが大変そうでした。

長靴は便利だなぁ・・・。雪も水もへっちゃらで、どこまでだってお構いなしで行ける感じに、小さな子が長靴を好む気持ちが分かりました。

無敵な、無防備な、その感じ。

革靴には無い感覚です。

それぞれの用途や魅力や役割。

革靴の持つ良さを思いながら、今年も一年作り続けます。

作りたいもの、やりたいこと、ふつふつと湧いています。

2017年もどうぞよろしくお願いします。